どうぶつ総合がんセンター
がんセンターについて
KyotoAR どうぶつ総合がんセンターは、
動物のがん診療に特化した専門医療を提供することを目的
として設立されました。
がんは、診断・治療の選択・治療後の生活まで、長期的な
視点が求められる病気です。
当センターでは、各症例の状態やご家族の想いに寄り添いながら、専門性の高い医療と丁寧な説明を通じて、
納得のいく治療選択を支えることを大切にしています。

EVENT INFORMATION 内覧会 開催のご案内
2026.06.06 Sat / 06.07 Sun.
KyotoARどうぶつ総合がんセンターの開院を記念して、内覧会を開催いたします。
導入された最新の医療機器や施設環境を直接ご覧いただけます。
センター長メッセージ
本センターは、動物のがん診療における「真の総合診療」を実現する拠点として始動いたします。
本センターでは、手術や抗がん剤治療に加え放射線治療器を新たに導入し、2026年7月より放射線治療を開始する予定です。これにより、がん治療に必要とされる主要な治療モダリティが一体となり、ようやく包括的ながん診療体制が整うこととなりました。また、画像診断や生検などの各種診断検査についても、引き続き当センターを中心に実施し、正確な診断に基づいた最適な治療の提供に努めてまいります。
経験豊富な腫瘍専門スタッフが密に連携し、診断から治療、そしてその後のケアに至るまで、一貫して動物とご家族に寄り添う。そのようながんの「総合」診療を実現したいという私たちの願いと使命感が、「KyotoARどうぶつ総合がんセンター」という名称には込められています。
さらに本センターでは、がん診療に携わる獣医師および愛玩動物看護師の育成にも引き続き力を注いでまいります。日々の診療と研鑽を通じて知識と技術を磨き、一人ひとりが専門性を発揮しながら、一つのチームとしてがんに立ち向かう医療を築いていきたいと考えています。
KyotoARどうぶつ総合がんセンターが、動物とそのご家族、そして獣医療に携わる皆さまにとって信頼される存在となるよう、スタッフ一同、誠心誠意取り組んでまいります。

センター長 岩﨑 遼太
経歴・資格をみる
次世代型放射線治療装置「TrueBeam HyperSight」 導入

7月13日より稼働開始次世代の放射線治療を、
動物たちへ。
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01
Speed
撮影スピードが大幅UP -
02
Image Quality
圧倒的な画像精度 -
03
Precision
即時適応放射線治療の実現 -
04
HyperArc
多発性脳腫瘍の一括照射 -
05
Coverage
広範囲を一度に撮影
経歴・資格
Biography
- 2008
- 帯広畜産大学畜産学部獣医学科 卒業
- 2008~2012
- 東京都内動物病院 勤務獣医師
- 2012~2016
- 岐阜大学附属動物病院腫瘍科 勤務獣医師
- 2016~2021
- 岐阜大学附属動物病院放射線治療システム管理担当 助教
- 2021~2023
- 岐阜大学応用生物科学部獣医分子病態学研究室 助教
- 2023~現在
- 帯広畜産大学動物医療センター 准教授
Qualifications
- 2014
- 日本獣医がん学会獣医腫瘍科認定医 Ⅱ種
- 2015
- 第1種放射線取扱主任者
- 2020
- 博士(獣医学)
01Speed
撮影スピードが大幅UP

TrueBeam HyperSightイメージングソリューションは、従来のCBCTと比較して撮影時間を大きく短縮し、治療直前の画像確認をより迅速に行うことを可能にします。これにより、麻酔管理中の負担や体動の影響を最小限に抑えながら、スムーズに照射へ移行できます。短時間でありながら高精度な位置合わせを支えることで、動物にとっても医療スタッフにとっても、より安全で効率的な放射線治療の実現につながります。
02Image Quality
圧倒的な画像精度

HyperSightイメージングソリューションは、従来のコーンビームCT(CBCT)と比較して、より鮮明でアーチファクトの少ない画像を提供します。これにより、周囲の正常組織と腫瘍の境界をより明確に識別でき、照射ターゲットへの正確なアプローチが可能となります。1ミリ以下の精度での位置合わせが、副作用のリスクを最小限に抑えます。
03Precision
即時適応放射線治療の実現

HyperSightは、従来のコーンビームCTでは困難だった正確なCT値(HU値)の取得を実現しました。診断用CTと同等の定量性を持つ画像が得られるため、撮影した画像をそのまま用いて体内の線量分布を計算することが可能です。これにより、日々の身体の変化に合わせた治療計画の修正(適応放射線治療)が、より高精度かつスムーズに行えるようになります。
04HyperArc
多発性脳腫瘍の一括照射

HyperArcは、複数の脳病変に対して高精度な放射線を効率的に照射できる治療ソリューションです。従来は個々の病変ごとに複数回の照射計画や位置合わせが必要となる場合がありましたが、HyperArcでは複数病変を一括で治療できるため、治療時間の短縮と精度向上の両立が期待できます。これにより、正常脳組織への負担を抑えながら、より洗練された頭蓋内放射線治療が可能となります。多発性脳腫瘍に対する新たな選択肢として、より安全で効率的な治療の実現に貢献します。
05Coverage
広範囲を一度に撮影

従来のCBCTよりも広い撮影視野(FOV)を実現しました。これにより、体格の大きな動物や広範囲に及ぶ腫瘍、あるいは中心から離れた病変であっても、一度の撮影で確実に全体像を捉えることが可能です。周囲の正常組織まで含めた広範な解剖学的情報を取得できるため、より精度の高い位置合わせが可能となり、安全で確実な治療をサポートします。